中小企業診断士になる子です。
さて、中小企業診断士の資格を取得する方法として、ザックリ以下の2つの方法があります。
- 1次試験と2次試験(筆記・口述)に合格する
- 1次試験に合格後「養成課程」を修了する
1.の場合、厳密には2次試験合格後に実務補習を修了するか、診断実務に従事する必要があります。
今回は2.の中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する「養成課程」について調べたのでご紹介したいと思います。
中小企業診断士の養成課程実施機関は2013年現在、全部で12機関あります。
一覧はコチラでご確認いただけます。
養成期間の長さは設置されているコースが異なるため、半年から2年(+1か月)というように幅があります。
では、養成期間の短い順で・・・
最も歴史が古くメジャーなのは、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する中小企業大学校です。平日昼間が主体の約半年コースです。
同じく6ヶ月コースがあるのが公益財団法人日本生産性本部です。
一般社団法人中部産業連盟と株式会社日本マンパワーは平日2日間の夜と、土曜日を主体とした1年コースが設置されています。
大学院では、唯一1年コースがあるのが法政大学大学院です。専門職大学院に設置されているイノベーション・マネジメント研究科がそれに当たります。
大学院の場合、修士の学位も取得できることが特徴です。
2年コースでは、以下の大学院が登録養成機関として登録されています。
- 中京大学大学院ビジネス・イノベーション研究科
- 名古屋商科大学大学院マネジメント研究科
- 東海学園大学大学院経営学研究科
- 東洋大学大学院経営学研究科
- 千葉商科大学大学院(商学研究科、経済学研究科、政策情報学研究科)
- 兵庫県立大学大学院経営研究科
- 城西国際大学大学院経営情報学研究科起業マネジメント専攻
2年コースの大学院では平日夜間と土曜日を主体にするコースと土日を主体にするコース、その複合パターンに分かれているので、自分のライフスタイルに合わせて進学を考えることになります。
また、選考方法も面接、筆記、小論文など、それぞれの機関でケースバイケースで行われています。
いずれの機関も説明会やオープンキャンパス(のようなもの)を実施しているので、参加しても良いと思います。通学場所やカリキュラム、費用などをじっくり比較検討してみましょう。
養成課程へ進む方の中には、1次試験合格後2次へは進まない方や2次試験(筆記)の結果を待つ方、2次試験を合格しても養成課程へ進むという方などがいるようです。
2次試験を合格しても・・・って、スゴイですよね。
追伸
最近はメッシーナを飲みます。